転職 年収UPの秘訣

転職と年収について

転職による年収増は厳しい時代

ここまで、年収などにからめて「転職」の話題をご紹介してきましたが、最後に、転職を取り巻く近年の状況について、具体的に言えば、“今は、転職に向いている時期か?”という点について、データから考えてみることにしましょう。

総務省統計局が発表した「労働力調査(詳細集計) 平成22年平均(速報)結果」という調査の中には、“転職者数と収入の増減の関係”についてのデータがあり、5年前からの状況を見てみると、以下のようになります。

まず平成18年の転職者数は346万人で、この中で、A「前の仕事より収入が増えた」と答えた人の割合は33.8%、B「前の仕事と収入はほぼ同じ」と答えた人の割合は28.9%、C「前の仕事より収入が減った」と答えた人の割合は37.3%でした。 これが、平成19年は転職者数が346万人(前年比±0%)、A:34.1%(前年比+0.3ポイント)、B:28.9%(前年比±0ポイント)、C:37.0%(前年比-0.3ポイント)と、前年と比べて転職者数は変わらないものの、収入の状況はわずかに向上。 平成20年は、転職者数が335万人(前年比-3.2%)で、A:32.8%(前年比-1.3ポイント)、B:28.9%(前年比±0ポイント)、C:38.3%(前年比+1.3ポイント)と、転職者数は前年より減って、収入の状況がわずかに悪化しました。 そして平成21年は、転職者数が319万人(前年比-4.8%)、A:26.5%(前年比-6.3ポイント)、B:27.8%(前年比-1.1ポイント)、C:45.7%(前年比+7.4ポイント)と、転職者が減り、収入の状況もかなり大きく悪化。

平成22年には、転職者数は282万人(前年比-11.6%)と大幅に減少し、転職そのものをためらっている空気が感じられます。また収入に関しては、A:28.7%(前年比+2.2ポイント)、B:28.7%(前年比+0.9ポイント)、C:42.7%(前年比-3.0ポイント)と、わずかに改善はしたものの、平成18~20年の水準には戻っていないようです。

この調査だけで断定はできませんが、リーマン・ショック後の不安定な経済状況は「転職」にも影を落とし、求人数の減少、転職後の年収の低下という傾向は、まだしばらく続く可能性が考えられます。 とするならば、この状況から見る限り、今はなるべく転職は避け、できるだけ現在の環境の中で収入アップ等を図る方が賢明だ、という判断も成り立ちそうですが……皆さんはどのようにお考えでしょうか?

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